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トレッキングポールの基本から使い方までわかりやすくを解説。おすすめ4選も!!

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日曜の朝、両手にスキーのストックを持って歩いているおじいちゃんおばあちゃんを見かけませんか?

また登山に行く人なら時々そのような人を見かけますよね。

あれトレッキングポールっていう地味だけど山やお散歩を楽しくしてくれるアイテムなんです。

この記事ではトレッキングポールの基本的な知識と使い方を紹介します。

トレッキングポールを導入すれば登山を安全に、毎日のウォーキングが楽しくなりますよ。

あと、視線が上がるので、歩く姿勢がよくなりますよ!

推進力を得られるので楽に歩ける
視界が広がり、歩くのが楽しくなる
楽に歩けるので、登山の後半が楽になる

目次

トレッキングポールとは?

トレッキングポールとは日本語で言うと(つい日本語訳する昭和おじさん💦)歩行杖とでもいいましょうか。

登山をする際の歩行を助ける杖です。

日曜日になると近所をトレッキングポールを持ったおじいちゃんが歩いていますね。

積極的なお散歩をするノルディックウォーキングの世界ではノルディックポールといいます。

トレッキングポールは登山中も有効で、シーズン初めや長い下りの時に効果を発揮します。

特にシーズンインしたばかりの時は脚の筋力が衰えているので、低山でも後半は膝が笑いますね。

そのような際にトレッキングポールがあると、疲れた筋力をカバーしてくれ、安全に登山を終えられます。

トレッキングポールの効果

僕は登山だけでなく普段のウォーキングでもトレッキングポールを使っています。

はじめは効果に半信半疑でしたが、使い始めてすぐ驚くことになります。

まず、トレッキングポールを使って歩くと、自然に視界が上がり、呼吸が楽になります。

さらにこれには下の2つの効果があります

・視界が上がり空が広く見え気持ちが晴れ晴れする
・視界が開け、気持ちが晴れるのでドンドン歩ける

これらは歩きそのものを楽しくしてくれました(正直期待していなかった)

もちろん、楽に歩けるようになりました。

それまで30分に一度休んでいたのが一時間ごとの休憩になった感覚です。

トレッキングポールはどんなものがあるの?素材と伸縮方法から見る選びかた

トレッキングポールには素材や収納方法、持ち方により大別されます。

素材は大きく分けて2つ

  • アルミ:低価格
  • カーボン:軽量

伸縮方法は3つ

  • スクリューロック:低価格
  • カムロック:伸縮が容易
  • 折りたたみ:軽量

持ち方は2通り

  • T字:はじめてでも使いやすい
  • I型:両手持ちで。本格的に登山をするならこちらがおすすめ

素材の特徴

素材はアルミやカーボンが多く使われています。

素材によるメリット・デメリットを表にまとめました。

メリットデメリット負荷のかかったとき
アルミ低価格カーボンとひかくして重い曲がる
カーボン計量価格が高い折れる

アルミの重いというのはあくまでカーボンと比較して。使用していて重さが気になったことはありません。むしろ格の安さは魅力です。

カーボンは価格が高かったり折れる心配があったりしますが、軽さは魅力。低山を駆け巡るトレイルランニングなどでは活用できるでしょう。

「負荷がかかると」とありますが、80㎏後半の僕がアルミを使って曲がったことは今のところありません。

しかし、登山中に万が一にも折れると危険なので、取り扱いは注意(軽さのメリットは大きい)

伸縮方法による違い

伸縮方法は以下の3つ。

また、それらの特徴を記載します。

・スクリューロック:シャフトを回し長さを調節する。調整は面倒だが平坦な道を歩くなら問題ない。他と比較して安価な場合が多い
・カムロック:ラバーを倒し、ロックする。頻繁に長さを調節したい場合は便利。スクリューロックより価格が高い場合があるが、メリットは大きい
・折りたたみ式:基本的に長さを調節はできないので、握る位置で対応する。部品点数が少ないので軽量な造りがメリット

持ち方の特徴

持ち方はT字とI型。

T字はシングル、I型はダブルで使います。

T字はシャフトの上端を持ち、主に体のバランスを取るために使い、I型は横から握り、前方に振り出し推進力を得ることができます。

写真を撮る人はT字が使いやすく、長い時間歩く人はI型がおすすめです。

トレッキングポールはどんな場面で使う?

トレッキングポールはどんな場面で威力を発揮するのでしょうか?

僕が実際に使っていて感じたトレッキングポールの使い道を見ていきましょう。

平地

平地を歩くときはリズムをとるのが主な目的。

普段はダランと下げた両手をトレッキングポールを使ってリズミカルに振ります。

トレッキングポールを振ることで足がスムーズに出ていつもより楽に歩けますよ。

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普段2時間以上のウォーキングをする人は、休憩が一回少なくなるイメージです。

登り

登りの際は推進力を得るのが目的です。

急登でトレッキングポールを支えに進むのはイメージしやすいですね。

下り

トレッキングポールを使うとひざや太ももにかかる負担を軽減できます。

下りでは必要ないと考える人もいるのでは?

ところが下りでトレッキングポールを使わないと、片足に全体重がかかり、長時間、長距離になると膝がガクガクしてきます。

下山直前の「もう少し」で効果を実感するでしょう。

トレッキングポール調整方法

トレッキングポールは傾斜により長さを変えます。

基本(平坦)は地面と前腕が平行になる長さです。

長さを変えるとより効率よく推進力を得られたり、体にかかる負担を軽減できたりできます。

登り

登りは前方が高くなるので、トレッキングポールは短めに調整します。

登りが長く続く場合は立ち止まって調整しますが、短い登りの場合はトレッキングポールの少し下を持つと対応できます。

下り

下りになるとトレッキングポールの持ち替えでは対応できません。

傾斜にあわせて少し伸ばしましょう

稜線などでは短い距離の下りもありますが、基本的に下山時が多いと思います。

下山をはじめる時に調整しておくとよいでしょう。

トレッキングポールのおすすめ4選

トレッキングポールには伸縮方法や素材、持ち方による違いがあることがわかりました。

それを踏まえて初心者に使いやすいトレッキングポール5選を紹介します。

コスパモデルから計量モデルまで揃えましたので参考になさってください。

【モンベル】2wayグリップアンチショックS 

スペック

・素材:アルミ
・伸縮方法:スクリューロック
・持ち方:T字
・重さ:225g(一本)
・使用サイズ:75~110㎝
・収納サイズ:56㎝

スペック

・素材:アルミ
・伸縮方法:スクリューロック
・持ち方:T字
・重さ:225g(一本)
・使用サイズ:75~110㎝
・収納サイズ:56㎝

初心者からベテランのハードな登山まで使える品揃えが魅力のモンベル。

もちろんトレッキングポールもラインナップされています。

そのモンベルからの紹介は、初心者やライトな登山に使いやすい、T字グリップのトレッキングポールです。

スクリューロックは頻繁な長さ調整には向きませんが、使用する場面を考えると大きな問題にはならないでしょう。

それにこの消費なら、シャフトにもグリップ部があるので、急に傾斜が変っても対応できますよ。

スクリューロックは価格面でも有利になるので道具への投資を抑えたい人もおすすめです。

mont-bell モンベル 2Wayグリップ アンチショック S グリーン 本体のみ ※中古

シナノ(SINANO) 登山 トレッキングポール

本格的なトレッキングポールの販売に定評のあるシナノから商品を紹介します。

商品名にトレッキングとあるので、登山と、長い距離を歩くトレッキングでの使用を考慮したモデルです。

しかし、伸縮方法が楽に調整できるカムロックなので、頻繁に長さを変えたい登山でこそ真価を発揮するでしょう。

スペック

・素材:アルミ
・伸縮方法:カムロック
・持ち方:I字
・重さ:225g(一本)
・使用サイズ:110~125㎝
・収納サイズ:59㎝

LEKI クレシダ FX カーボン AS

軽さが魅力のカーボン製。

重さがアルミと変わらないのは、グリップにコルクを使っているからです。

コルクのお陰で地面から伝わる衝撃を和らげてくれます。

その効果はカーボンの特性でもあるので、ダブルで衝撃を緩和してくれています。

長期縦走、ロングトレイルにこそ活きるハイエンドモデルです。

スペック

・素材:カーボン
・伸縮方法:カムロック
・持ち方:I字
・重さ:516g(二本)
・使用サイズ:110~120㎝
・収納サイズ:40㎝

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスカーボン

軽さが魅力の折り畳み式で、さらにカーボンの使用でその重さは2本で350g(中央値)

LEKIの1本分です。

基本的に長さは変えられませんが、持つ部分を変えると傾斜の変化に対応できます。

100名山人力走破の田中陽気さんが、折り畳み式を使っていましたね。

収納も三つ折りになるのでコンパクト。

登山だけでなく、荷物を軽くしたい徒歩旅行にもおすすめです。

スペック

・素材:カーボン
・伸縮方法:折りたたみしき
・持ち方:I型
・重さ:95-110cm/324g(1ペア)
110-125cm/352g(1ペア)
125-140cm/380g(1ペア)
・使用サイズ(収納サイズ):95-110cm(34cm),110-125cm(37cm),125-140cm(40cm)

スペック

・素材:カーボン
・伸縮方法:折りたたみ式
・持ち方:I字
・重さ:95~110㎝324g(二本)/110~125㎝352g(二本)/125~140cm380g(二本)
・使用サイズ(収納サイズ):95~110㎝(34㎝)、110~125㎝(37㎝)、125~140㎝(40㎝)

一度使うと手放せないトレッキングポールをおすすめします

トレッキングポールは登山に行っても、使っている人は半分くらい。

正直、僕も手にするまでは必要ないと思っていました。

けれど今は忘れたら取りに帰るほど欠かせないアイテムになっています。

初心者だから、脚にはじしんがあるから。

そういう人こそトレッキングポールがおすすめです

トレッキングポールおすすめポイント

推進力を得られ楽に歩ける
視界が広がり歩くのがもっと楽しくなる
体力を温存できるので安全な登山ができる

推進力を得られるので楽に歩ける
視界が広がり、歩くのが楽しくなる
楽に歩けるので、登山の後半が楽になる

この記事を書いた人

おとうさん
このサイトの主
はじめまして、おとうさんです。
普段はアウトドアライターと、当ブログの管理をしております。
名前の通り、お父さんでもり、妻と子を支えております。

このサイトでは「アウトドアって楽しい」を肩ひじ張らず、のんびりと語っていきたいと思います。
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