標高の高い山ではサングラスが必須です。
けれど、サングラスはなくしやすいアイテムでも上位に来てしまいますね。
サングラスは紫外線から眼を守っていくれるけれど、樹林帯では暗いしスマホを開くと見にくい。
おでこに掛けたくなりますが、ズレて気になる。サングラスの収納場所に困ってスマホで「登山 サングラス 収納場所」と検索していませんか?
その最終回答がこの記事です。その最終回答がパーゴワークスのパスファインダーです。
・ザックにつけたり、ポシェットになったりと、山でも街でも使いやすい
・なくしがちなサングラスの出し入れに便利
・ポケットの数が多く効率よく収納できる
サングラスの収納場所は街でも困りますね。パスファインダーは大きすぎないサイズ感でスマホや財布の収納にも最適です。
小技の利いたポケットが使いやすいので、うっかりパパのプレゼントにもおすすめです。
山で街で使いやすい2wayバッグ パスファインダーとは

パスファインダーはパーゴワークスというメーカーから発売されているサブバックです。
普段は効率よく収納できるポシェットに、登山では胸元に固定してチェストバッグに使えます。
日常使いはもちろん、登山でも大活躍するとても便利なバッグなのです。
財布やスマホなど、小物を上手に収納できる、それがパスファインダー魅力なのです。
パーゴワークス パスファインダーのイマイチなところ

はじめにパスファインダーのイマイチなところを確認しておきましょう。
特にパーゴワークスなど通販で購入することが多い商品は事前の確認が大切です。
なので、届いてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、事前にしっかりチェックしておくのが通販のコツです。
止水ジッパーが固い

使い始めの2~3ヶ月は止水ジッパーが固く感じます。
個体差や止水ジッパーとはそもそも動きの固いものなのかもしれませんが、予備知識がないと使いにくく感じるかもしれません。
しかし、それも購入当初だけで、使っているうちに馴染んできます。
むしろフルオープンにした際、簡単に開ききってしまわないメリットになっています。
完全防水ではない

止水ジッパーを採用していますが、本体は防水ではありません。
PCコーティングされたナイロンですが、縫い目などから水が染みてきます。
私の所持している1つ前のモデルではコーティングもされていません。
市販の防水スプレーなどをかけておくとよいでしょう。
絶対的な収納力は高くない

奥行(マチ)は6㎝、容量3Lなので絶対的な収納力は高くありません。
とくにマチが薄いので、雑多にあれこれ詰め込むタイプ使い方には不向きです。
ただ、マチの薄さはチェストバッグモードにした際に威力を発揮します。
マチが薄いので足元を確認しやすく岩場で足元を確認しながら進みたいときでも怖さがありません。
パーゴワークス パスファインダーのイイところ

パスファインダーのポイントは、ポシェットとチェストバッグ2wayになる点です。
普段使いでもフィールドでも使いやすい、優れたバッグなのですが、ここではもう少し掘り下げていこうと思います.
うっかりさんも安心。小物の整理がしやすいポシェットモード

はじめに使う頻度の高いポシェットモードで使いやすい機能を紹介します。
内部の作りはコンパクトでポケットが多いのが特徴。
小物を整理しやすいので「ちょっとそこまで」の使い方に最適です。
2つ折り財布が入るポケット×2

メイン収納に2つ折りの財布が入るサイズのポケットが2つあります。
どちらもファスナーが付いているので、財布を入れておくと安心してです。
私は片方に財布、もう片方にティッシュと痛み止めを入れています。
メイン収納が大きく開き、出し入れしやすい

マチは狭いですが、ほぼ180度開くので出し入れはしやすいです。
大きく開きますが、止水ジッパーが固めなので不意に開いてしまうこともなく、ちょうどよいスライド感。
予約表が整理しやすい。通院にちょうど良いサイズ感
僕は持病で長く通院しているのですが、使いやすいちょうど良いサイズのバッグに出会ってきませんでした。
総合病院は、診察が終わると基本表と処方箋で一気に手元がいっぱいになってしまいます。
リュックやウェストポーチなどいろいろ試したのですが、ポシェットが一番使いやすかったです。
さらにパスファインダーは大きすぎず、予約表や処方箋が過不足なく入る絶妙なサイズ感。
もし壊れても、通院のために買いなおしたいと思うほどです。
サングラスやスマホの収納どうしてる?山の収納【最終回答】チェストバッグモード

登山の収納最終回答の理由を詳しく見ていきましょう
僕は目が悪い(乱視)せいか、眩しさに敏感な気がしています。
ですので、登山の最中は強い光から目を守るためサングラス必須アイテムです。
けれど目が悪いと、樹林帯などでチョット暗くなると何も見えなくなってしまいます。
結果サングラスを着けたり外したりして、そのうち面倒になり外しっぱなしでその夜目が真っ赤…
ストラップも試したのですが首回りがどうにもいずい(北海道弁で痒くて気になるの意)
ほかにもザックに仕舞うほどでもない物をちょっと入れておくのに最適なのがパスファインダーなのです。
暗かったり明るかったり、サングラスの出し入れが面倒!
登山中にサングラスをする人も多いはず。森林限界では必須のサングラスですが、樹林帯では暗く感じてしまうこともあります。スマホの画面も確認しにくいですし。
最近のザックにはショルダーハーネスにポケットのあるモデルもありますが、個人的にそこはスマホを入れておきたい。(アウトドアライターもやっているので写真はたくさん撮りたいのです)
そうなるとサングラスを付けたり外したりするたびに収納場所に困りますよね。頭にかけてもよいですが、ずり落ちる場合もあります。
そう。胸元にもう一つ収納があればいいのです。
胸元にポケット。しかも大きなサイズのポケットがあればノールックでなんでも入れられます。
体力を消耗する登山で、このストレスの無さは大きなアドバンテージです。
煙草やスマホがちょうどのポケット×3

マチはそこまで広くない(約6㎝)ので絶対的な収納力はありません。
けれど気の利いたポケットのお陰で効率よく小物をしまえます。
特に使いやすいのが手前にある3つのオープンポケット。
ケースに入れない(入れてもOK)スマホは街歩きの際には定位置になります。
僕は喫煙者なので煙草とライターを入れるのに重宝しています。
意外と使えるデイジーチェーン

オープンポケットの入口にいくつかの輪っか(デイジーチェーン)があります。
あまり目立ちませんがこれが実に使いやすい。
ぼくは100均で売っているリング(D環)を使って車のカギを付けています(エンジンはキーレススタートです)
フラップにあるキーリングでもよいのですがちょっと嵩張るのでこちらに付けています。
正直使わないクリアポケット

最後に唯一といってよいマイナスポイントを紹介します。
マイナスポイントというか単純に僕は使わないというだけです。使う人によってはとても使いやすいかもしれません。
それがフロントポケットから展開するクリアポケットです。
紹介されている使い方としては紙の地図を入れるらしいのですが、みなさん紙の地図使います?僕は使いません。はじめて行く山はヤマップなどスマホ地図を使いますよね?
で、このポケットが全く使えないかと言えばそうでもなく、旅行に行った際に観光マップをいれると塩梅がよいです。
観光こそグーグルマップと言われるかもしれませんが、観光案内所でもらった個性触れる地図で迷いながら探すのもまた楽しいのですよ。
ザックへのアタッチメントの付け方

パスファインダーの売り、ザックへの取り付け。
パスファインダーを購入しようと考えている人はここに魅力を感じているのではないでしょうか。
けれど「付け方が難しそう」そう思っていませんか?僕もそうでした。
そこで今回は僕の持っているパスファインダーとザック(ミレー サースフェー30+5)を題材に画像と共にアタッチメントの付け方を解説します。
なお、紹介するモデルは1つ前のモデル。最新モデルはD環でパチッと付けるだけです(新型ほしい…)
ザックにはクルっと通すだけ
ザックに取り付ける際に一番ネックに思えるのがストラップをつけるところですね。ちょっと分かりにくいけど順を追えば大丈夫です。画像を見ながら少しずつやっていきましょう。
注意点が一つ。アタッチメントにはオスメスがあります。
アタッチメントは左肩にオスを、右肩にメスをとりつけましょう。
- D環?の上側に”下から”通す:ショルダーストラップを調節するD環?リングがあります。D環の上下どちらでもよいので下から通します(サースフェーは下側が少し小さいので上に通しています
- 元来た穴に通す:下から上に行ったアタッチメントの紐をアタッチメント側の下(ストラップの出ている穴)にもどします
- 上から下の穴に通す:下から出したストラップを下の穴に上から通します
以上、3工程で完了です。難しくないでしょう。覚え方は下下上です。
アタッチメントは大きなものではないので一度付けたら付けっぱなしでよいでしょう。
僕も撮影のために久しぶりにバラしました。



バック側のストラップはウエストに
ザックに取り付けてしまうとバック側のストラップが余ってしまいますね。
安心してください。ちゃんと使います。
ストラップはザックを背負うときに腰に回し、さらにパスファインダー手前のスリーブに通します。先ほどザックへ取り付ける際オスメスがあると言いましたが、ストラップにもオスメスが残るのでこれで留められます。
これで登山中にプラプラしたり屈んだときに足元が見えにくいという事もありません。
よく考えられていますね
パスファインダースペック
・サイズ:170×240×60㎜
・容量:3L
・重さ:325g
・メイン素材:ナイロンPCコーティング
・カラー:ブラック、タン(ニューモデルはブラックのみ




パスファインダーに似た商品をピックアップ
パーゴワークスではパスファインダーに似た、ザックに取り付けて機能を拡張させるバックがいくつか発売されています。
どれも山でも街でも使いやすい商品なので、もう少し違うのが見てみたいという人はこちらもご覧ください。
SWITCH L
使い方の指向はパスファインダーと同じ。街でも山でも使いやすいバック目指しています。
違いはマチの広さ。SWITCHの方が大きく、よりたくさん入れられます。
ただ容量が増えた分、岩場など足元を確認したい場所では多少見にくいかもしれません。
ウエストポーチにもなるので街メインで時々山やハイキングに行く使い方に最適です。
・サイズ:140×280×100㎜
・容量:2L
・重さ:165g
・メイン素材:330D ナイロン テフロンコーティング
・カラー:ダークベージュ、アーバングレー、モスグリーン


SWITCH M
SWITCH Lより一回り小さいサイズ。
ペットボトルで言うとLが500ml、Mが350ml入ります。
SWITCHシリーズはザックの正面だけでなく背面やウエストベルトに取り付けられ、街使いではボディーバッグになるなど汎用性の高さが魅力です。
大きさ違いのLと2つ購入して目的に合わせて使い分けたり、カップルでおそろいで使ったりするのもよいですね。
・サイズ:120X240X95mm
・容量:1L
・重さ:140g
・メイン素材:ナイロン 330D テフロンコーティング
・カラー:ダークベージュ、アーバングレー、モスグリーン
SNAP
リュックの正面ではなくショルダーベルトの片側に付けて使うバッグです。
容量は0.5Lと大きくはありませんが、500mlのペットボトルと、サングラスを効率よく収納できます。
ん?むしろ僕の使い方ではこちらの方がよかったかも…
街で使う小さいバッグは既にある人はこちらがおすすめです。
同サイズの左利き用、Leftyもあります
・サイズ:80mmX195mmX45mm
・容量:0.5L
・メイン素材:ブラック:ナイロンPCコーティング、
ダークベージュ/アーバングレー/モスグリーン:ナイロン 330D テフロンコーティング
・重さ:85g
・カラー:ブラック、ダークベージュ、アーバングレー、モスグリーン


FOCUS
パスファインダーやswitchと同じ使い方のカメラ用です。
MがAPS-c用、Lがフルサイズ用です。
それぞれ本体に付けた望遠レンズと50㎜くらいの単焦点レンズが入ります。
重たい物を入れるので他のタイプより太いストラップになっていて、フルサイズカメラを肩にかけても痛くなりません。
雑多に入れたい人にはこちらの方をおすすめします
・サイズ:Lサイズ:200X130X210mm
Mサイズ:200X120X180mm
・容量:Lサイズ:4L
Mサイズ:2.5L
・メイン素材:ナイロンPCコーティング
・重さ:Lサイズ:300g
Mサイズ:250g
・カラー:ブラック
山でも街でも使いやすい【パーゴワークス】パスファインダーがおすすめ

山でも街でも使いやすいパスファインダーを紹介しました。
使いやすく区分けされたポケットとデイジーチェーンが使いやすさの秘密です。
取り付けが心配なアタッチメントもやってみれば簡単ですし、一度付ければ付けっぱなしで構いません。
もっと言えば最新モデルではD環になっているので煩わしさもありません。
山好きの人へのプレゼントにいかがですか?
・ザックにつけたり、ポシェットになったりと、山でも街でも使いやすい
・なくしがちなサングラスの出し入れに便利
・ポケットの数が多く効率よく収納できる
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