キャンプするならランタンがいいよね
でも、ヘッドライトの方が便利な場面が多いんだよ
キャンプの灯りはランタンが雰囲気もあり使いやすいですが、利便性を考えるとヘッドライトの方が便利な場面が多いです。
しかし、便利なヘッドライトもポイントをおさえて購入しなければ、機能を活かしきれません。
この記事ではキャンプてヘッドライトが便利な理由と、購入の際におさえておきたいポイント。また、おすすめのヘッドライトを紹介します。
ソロキャンプだけでなく、ファミリーキャンプでも便利なヘッドライトがきっと見つかるはずです。
・両手がフリーになる
・見た方向を照らせる
・荷物を減らせる
・明るさの調整がしやすい
・角度調整の出来るモデルを選ぼう
・充電式、電池式は好みで選んでOK
・明るさは100~200ルーメンがおすすめ
・防水性はIPX4以上
・照射モードは多ければいいわけではない
ヘッドライトの方がランタンより便利な理由
ここでは僕がランタンよりもヘッドライトの方が便利と感じる理由をお話します。
僕のキャンプスタイルはソロなのですが、その場合はランタンを持って行かずにヘッドライトだけを持って行きます(自転車旅の時もそう)
はじめはランタンを持って行ってたのですが、ここで述べる理由にだんだんと気付き始めて、いまではヘッドライト1つでキャンプをしています。
・両手がフリーになる
・見た方向を照らせる
・荷物を減らせる
・明るさの調整がしやすい
両手がフリーになる
当たり前ですが、ヘッドライトを使用すると両手がフリーになります。実はこのことは非常に大きく、夜の設営や食事、読書など、恩恵を感じる場面は多いです。
お皿を持って料理をとるとき助かる!
見た方向を照らせる
ヘッドライトを使うと、額に灯りがあるので、視線の延長線上が照らされます。
意外かもしれませんが、このことに気付いていない人が多い。そしてその便利さに気付いていない人も。
日常では夜も蛍光灯に照らされどこを見ても明るく、見にくいことはありません。
けれど、キャンプに行くと、ランタンで照らされている場所以外は真っ暗です。
ところがヘッドライトを使うと、額に灯りがあるので、視線の延長線上が照らされます。
この事実が本当に大きいです。
僕は以前地震を起因とした4日間の停電を経験しましたが、1つの大きなランタンよりも、1つのヘッドライトの方が便利で、3日目からはヘッドライトだけで生活しました。
おとうさん大活躍だったよね!
荷物を減らせる
明かりをヘッドライトにすると荷物を減らせます。
車で行くキャンプではあまり関係ありませんが(最近はあえて小さな車でキャンプに行くのも流行っているらしい)バイクや自転車、徒歩などで行くキャンプでは荷物を最小限にする必要があります。
そうなると、サイト全体を照らすランタンよりも、両手がフリーになったり、見た方向を照らせたりするヘッドライトの方が荷物を減らせて利便性が高いと言えます。
明るさの調節がしやすい
ヘッドライトはスイッチ1つで明るさを調整できます。
ガスやガソリンを燃料としたランタンは、明るさの調整が面倒で、調整できる範囲も狭いです。(電池式のランタンはそもそもが暗い)
その点ヘッドライトの明るさ調整は本体のスイッチ1つで簡単です。モデルによってはオンオフだけなら手をかざすだけで行えます。
ヘッドライトのデメリット
便利なヘッドライトですが、デメリットもあります。デメリットと言っても気持ちの問題だったり、気を付ければ回避できることだったりします。
ここで述べるデメリットをどう捉えるかはあなたしだいですが、僕はヘッドライトの利便性の方が大きいと感じています。
雰囲気に欠ける
ヘッドライトは究極の便利グッズです。便利ゆえ雰囲気に欠ける面があります。(ヘッドライトにゆらぎがあっても困る)
趣味には雰囲気が大切と考えていますが、ヘッドライトに関してはその便利さを体感すると、手放せなくなります。
ファミリーキャンプでヘッドライトを使うと、お互いの顔を照らしてしまい眩しいので、ランタンを使った方が快適なことがあります。
バッテリーが切れると使えない
ヘッドライトは電池で稼働するので、電池が無くなると役に立たなくなります。
替えの電池やモバイルバッテリーを持って行けば済む話ですが、事前に電池残量を確認しない人は、予備の電源を持って行くまで気が回りません(偏見含む)
おとうさんだね!
そういうこと言わないの
ただ、ヘッドライトが電球からLEDの変わってからは電池の持続時間が飛躍的に伸び、余程のことがない限りキャンプ中にバッテリー切れを起こすことは少なくなりました。
ヘッドライトを購入する際の注意点
ではヘッドライトを購入する際に見ておきたいポイントを5つピックアップしてお伝えします。
・角度調整の出来るモデルを選ぼう
・電源は充電式がおすすめ
・明るさは100~200ルーメンがおすすめ
・防水性はIPX4以上
・照射モードは多ければいいわけではない
どれも僕が実際にヘッドライトを購入する際に抑えたポイントです。
何をポイントにするかは人それぞれですが、2泊くらいのキャンプ、宿泊を伴う自転車旅、日帰り登山のバックアップ、この様な使い方に十分使えるようにピックアップしました。
角度調整の出来るモデルを選ぼう
見必要ないように思うかもしれませんが、角度調整ができないと、ヘッドライトの役目「見た方向を照らす」ことができません。
というのも、人の視線は通常まっすぐ前よりも少し下を向いています。食事や読書をする際はもっと下になるでしょう。
角度調整できないモデルもあるから、購入時は気を付けよう!
その時にヘッドライトが額からまっすぐ前を照らしていると、見たい方向を上手く照らしてくれません。
90度真下を照らす必要はなく。最大60度下向きになれば、視線の先を照らすことができます。
電源は充電式がおすすめ
ヘッドライトの電源は充電式と電池式、さらに両方使えるハイブリッド式があります。
いまのヘッドライトはそもそもの性能がよいので、普通に使って、普通にキャンプをしていれば電池切れになることはありません。
その中で充電式か電池式かと問われれば、充電式をおすすめします。
理由は、
- 電池式より軽い:説明書の重さは電池抜きの場合が多い
- 繰り返し使える:繰り返し使えるので、ランニングコストが安い(エネループを使う手もある)
- バックアップがしやすい:スマホ用のモバイルバッテリーで充電できる(電池より使い道が広い)
一方電池式はモバイルバッテリーでも電源が足りなくなる可能性のある縦走登山などで真価を発揮します。
移動距離の限られる人力移動の旅でも、マンガ喫茶などに泊まった際に充電できます。
ハイブリッド式は高出力タイプが多く、若干特殊なタイプなのであまりおすすめしません。
出かける前の充電を忘れないでね
明るさは100~200ルーメンがおすすめ
通常売られているヘッドライトの明るさは80~500ルーメンと幅が広いです(ルーメンは光の強さを表す単位)
すべての明るさをカバーするヘッドライトもありますが、一般的な使い方では100~200ルーメンくらいをカバーしていれば十分です。
それ以下だと、手元しか見えず、歩くときに転んでしまいます。
逆に明るすぎると眩しく感じるのにくわえ、光の当たらないところが陰になり見えない場所が増え、返って危険です。
バランスを考えると、100~200ルーメンがちょうど良いのです。
防水性はIPX4あれば十分
防水性はIPX4あれば十分です。
防水性はIPX〇と表記されます。
〇には数値が入り、大きくなるほど防水性が高くなります。
しかしここでも「必要十分な機能」というものがあり、機能と価格を照らし合わすとIPX4あれば十分です。
もし、屋久島など雨量が多く、かつ豪雨になる可能性のある地域に行く場合はIPX6のヘッドライトを用意すると安心です。
ちなみにXにも数字が入り、これは防塵機能、つまりゴミやホコリの侵入に耐える機能です。
防塵機能は6あれば十分。砂浜で長時間使わないのなら気にしなくてもよい部分です。
100均のヘッドライトは防水、防塵機能のないモデルがあるので注意しましょう。
IPX4で足りない雨の時はそもそもキャンプをしない方がいいです
照射モードは多ければいいわけではない
ヘッドライトは光の強さを変えられるモデルがほとんどです。
けれど、照射モードが多ければよいかと言えばそんなこともありません。
結論を言うと、High、Lowがあれば十分です。
モデルによってはHigh、Lowにくわえ、Middleとさらに点滅もします。赤色モードもあり、赤色モードにも点滅があったりします。
これらをボタン一つないし二つで操作しようとすると、押し間違えてイライラしてしまいます。
経験上、夜、トイレに行くときにHigh、イスやテントの中で手元を照らすためにLowがあれば十分です。
赤色モードは山小屋でほかの人への配慮のため使うそうなので有ってもよいかもしれません。
僕は本を読むときに時々使います。そうすると明るさによる覚醒が少ない気がして、眠りやすいと感じています。
たくさんあると訳わかんなくなるね
うまく選択できなくてイライラしたりもするね
おすすめのヘッドライト9選
では僕がチョイスした「キャンプで使いやすい」ヘッドライトを9つ紹介します。
規準はもちろんコスパ。ただし、ここで言うコスパは値段が安いだけではなく、価格以上の使いやすさ、機能があること。
つまり、文字通り「費用対効果」が得られるか。です。
家族の人数分揃えるのが理想ですが、ランタンを併用するなら、1人ないし2人ヘッドライトを使う人がいれば十分です。
あなたにピッタリのヘッドライトを見つけてください。
【ロゴス】 ノンタッチヘッドライト
- 明るさ:100ルーメン
- 重さ:50g
- 電源方式:充電式
- 機能:モーションセンサー、強/弱/点滅、赤色/点滅
- 防水性:IPX4
白いカラーリングが涼しげなヘッドライト。最大100ルーメンは暗いと感じる人もいますが、眩しすぎず、返って使いやすく、トイレに行くのにも十分な明るさです。
モーションセンサーが付いているので、グローブをしたままオンオフでき、わずらわしさがありません。
くわえてこのヘッドライトのおすすめポイントは、バンドがバックル式な点です。通常ゴムのバンドを頭に通して装着しますが、このヘッドライトはバックル式なので、その必要がありません。帽子をかぶっていても問題なく装着できます。また、使っていないときは、イスのパイプに掛けておくと、なくさずに保管できるのもメリットです。
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【ジェントス】NR-003S
- 明るさ:150ルーメン
- 重さ:75g(電池含む)
- 電源方式:電池式
- 機能:強、中、弱
- 防水性:IPX4
アウトドア用のライトを中心に商品展開するジェントスのヘッドライト。
赤色はありませんが、最大150ルーメンの明るさで、三段階に調整できます。
遠くを照らすLEDと近くを照らすLEDが分かれていているので、効率よく見たい方向を照らしてくれます。近接は120度と広角に照らすので、死角が少なく作業がしやすいのがうれしい。広角はサイドにも光が届くので、存在をアピールするのにも役立ちます。
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【マイルストーン】MS‐B4 Advanced Model
明るさ:220ルーメン
重さ:97g(電池含む)
電源方式:電池式
機能:無段階照度調整(メモリー機能付き)
防水性:IPX5
重さは電池込みで97gと若干重たく感じますが、このヘッドライトの魅力はそれを補って余りあるものがあります。
まずは明るさ。最大220ルーメンと、登山にも使える明るさを誇ります。そして明るさは無段階で調節でき、照らしたい明るさで照らすことができます。
また照度調整にはメモリー機能があるので、スイッチを切った直前の明るさで、再点灯できます。これなら使用する度に調整しなおす手間がありませんね。
重さよりも機能を優先したい人におすすめのヘッドライトです。
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【ジェントス】デルタピーク
- 明るさ:400ルーメン
- 重さ:236g
- 電源方式:電池式
- 機能:強、中、弱
- 防水性:IPX4
重さ236gとヘビー級。けれど、このヘッドライトの見るところはそこじゃない。このヘッドライトの魅力は最大400ルーメンのハイパワー(600ルーメンのモデルも有り)
400ルーメンもあると1日もたないのでは?と思うかもしれませんが、強モードでも7時間使用できるので、400ルーメンで使い続けても1泊なら余裕です(そんな使い方は普通しません)
そして400ルーメンのハイパワーを実現したのが、別体のバッテリーボックスです。単三電池3本使用するバッテリーを後頭部に配置することで、前だけが重くなることなく、バランスよくハイパワーをじつげんしました。
ハイパワーというロマンを求めるならコレ
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【ブラックダイヤモンド】 アストロ175 アルミニウム
- 重さ:100g
- 光量:175ルーメン
- モード:強、中、弱、点滅、メモリー機能
- 電源タイプ:電池式
ここでちょっと趣味的な商品を。
この商品はアルミニウムの名の通り、ハンドがアルミニウムメッシュでできています。
その質感は硬質で一般的なヘッドライトとは異彩を放ちますが、決して固くなく、ソフトな肌触りです。
異質な見た目ですが、ヘッドライトとしての昨日は高く、メモリー機能を有した三段階の調光と、ストロボ機能を搭載しています。
見た目から感じる雰囲気ほど価格も高くないので、コレクターズアイテムとして入手してもよい商品です。
Ledlenser(レッドレンザー)MH3
- 重さ:92g
- 光量:200ルーメン
- モード:強、弱
- 電源タイプ:電池式
オーソドックスな見た目のヘッドライトです。
電源は電池式でライトの角度調整もできます。
しかし、このヘッドライトは光の照らし方が普通のヘッドライトと違います。
普通のヘッドライトは、中央付近を中心に照らしますが、このヘッドライトは周囲をまんべんなく照らすので、影ができにくいのです。
光の当たっていないところに物があるのはよくあることなので、周囲を均一に照らしてくれるのはうれしいですね。
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GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト 単3電池式102D
- 重さ:80g
- 光量:90ルーメン
- モード:強、弱
- 電源タイプ:電池式
明るさ90ルーメンは物足りないと感じるかもしれません。
しかし、実際に使ってみると、この90ルーメンという明るさはキャンプで使用するには丁度よい明るさだと気付くはずです。
明るいと便利なのはたしかなのですが、逆に影になった場所が暗くなりすぎ、瞳孔も開いてしまい、見にくくなります。
また、向かいに座った人に不快な思いをさせない明るさなので、グループキャンプでも使いやすいです。
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WAQ LED ヘッドライト センサー 防水 (300ルーメン
- 重さ:70g
- 光量:300ルーメン
- モード:5段階
- 電源タイプ:電池式
最大300ルーメンから、最小10ルーメンまで5段階で明るさを調整できます。しかもモーションセンサーを搭載しているので、スイッチに触れずに操作できます。焚き火をしている時にグローブを着用していても操作できるのはうれしいですね。
くわえてこのヘッドライトの防水性はIPX8と最高等級。どんな状況で水に濡れても安心です。これならキャンプだけでなく、登山でも使えますね。
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PETZL(ペツル) E093HA タクティカ 【300ルーメン】
- 重さ:82g
- 光量:300ルーメン
- モード:強、中、弱、赤色
- 電源タイプ:ハイブリッド
戦術を意味するタクティカの名の通りカモフラージュ柄が格好いいヘッドライト。
タクティカの名前は見た目だけでなく、どのような環境でも使えるハイブリッド式のバッテリーにも現れています。
また、ボタンも大きく操作性が良いので、グローブを履いたままでも操作しやすくなっています。
機能と見た目にハードさを求める人におすすめです。
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LED ヘッドライト 充電式 高輝度 ヘッドランプ
- 重さ:68g
- 光量:150ルーメン
- モード:強、弱、赤色、ストロボ
- 電源タイプ:充電式
最後に僕が所持しているヘッドライトを紹介します。
このヘッドライトは明るさが150ルーメンでキャンプはもちろん、夜のお散歩や登山での非常時にも十分使える明るさがあります。
また充電式なので経済的で、電池を使わない分軽く、重さ68gは長い時間使用していても苦になりません。
充電は3時間の充電で30時間使えるので、充電がゼロの状態でもキャンプの道具を用意している間に充電が完了しています。
価格も手頃なので、はじめてのヘッドライトを探している人はこの商品をおすすめします。
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