3泊4日の北海道自転車旅。
短かったけれど、それなりに充実した旅でした。
北海道縦断や日本一周とは比べ物にならないプチ旅ですが、ロマンチストのおとうさんはそれなりに感じるものがありました。
今回は旅の記録とは別に、おとうさんが北海道自転車旅で感じたこと、得たことを総括しようと思います。
ちょっと気持ち悪いオッサンのつぶやき。
ご覧ください。
立てた計画と実際
今回の北海道自転車旅は、事前に綿密な計画を立てました。
それが心配な気持ちを隠して笑顔で送り出してくれる家族への誠意だからと考えたからです。
道中はスマホをフルに活用し、写真やGoogleマップを共有して安否確認をいました。
それでも初日は計画より一割ほど進めなかったし、二日目は計画より進んだのです。
出来ないものは出来ない
初日は本当に限界まで走りました。
計画が甘かったと言えばそれまでですが、出来ることはやったので後悔はありません。
結果としてステーションビバークという新しい楽しみも見つけることができました。
これを言ってしまうとお終いですが、まさに結果オーライです。
”やりたい”以上の理由はない
二日目は本来、旅を満喫するためにもっとゆっくり走るはずでした。
けれどどういう訳かさきに進みたい気持ちになり予定より進んでしまいます。
どうしてと言われても「進みたかった」以上の答えは出せません。
三日目もそうです。
本当は道南のキャンプ場では有名なモラップキャンプ場に泊まる良い機会でしたが、「もっと走りたい」。そう思ってしい、ヘトヘトのはずなのにペダルを踏みます
自転車旅だけではありません。Webライターも、ブログも、”やりたいからやる”。それ以上でもそれ以下の理由はありません。
いや、それ以外の理由はないのです。
考えても仕方ない
計画を立てているときは「行けるだろうか」「行ける!」「やっぱりムリかも」の繰り返しで、我ながら疲れてしまった部分があります。
初日、二日目もそうです。
起きて走り出すまで「今日はどこまで行こうか」そればかりを考えています。
けれどその先にどんな道があるか分からないし、どんなトラブルがあるかも分りません。もちろん素敵なことが起きてその場に居たくなるかもしれません。
そして三日目、熊におびえながら坂道を登っている時に気付きました。
「行ける所まで行こう」その先のことはその時考えればいい。と。
北海道自転車旅で得たこと
僕は今まで生きることに不安ばかり感じていました。
いくら「もっと楽に生きな」と言われても「それは計画性の無い人の言葉だ」と聞く耳を持ちません。
けれどこの旅で「その場の感情に任せて進む楽しさ」を感じて考えが変わりました。
変化を楽しもう。次々に変わる景色を楽しもう。今の感情を大切にしよう。と。
変わる事を恐れず、変わり続ける景色から目をそらさず、今を受け入れる。
うまく言えないけれど、今この瞬間を生きようと強く感じました。
それを喜んでくれる家族がいる。この人のために生きよう。
それが3泊4日北海道自転車旅で得たものです。
お終い。
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