2008年に地元の室蘭市から宗谷岬まで往復1200㎞の旅をしてから14年。
おとうさん、久しぶりに旅に出ます。
目的地は札幌。往復一週間の旅です。
今回は旅に持って行く道具の紹介。
前回よりずいぶん軽量コンパクトになりましたが、コスパ重視は変わりません。
基本的に北海道一周旅にも使えるように揃えました。
ご覧ください。
北海道自転車旅の道具一覧
使用頻度 | ||
自転車 | ★★★ | これがないとはじまらない |
パニアバック | ★★★ | 夢と荷物を全部詰める |
テント | ★★★ | 基本野宿で行くので必須 |
寝袋 | ★★★ | 暑ければ掛布団にする。北海道の夏は朝晩冷える |
マット | ★★★ | 地面の凸凹を緩和。安い銀マットを使用 |
バーナー | ★★ | ガソリンストーブ。燃料はガソリンスタンドで手に入る |
食器 兼 鍋 | ★★ | 食事は質素に。ファストフードを中心に外食もする。 |
箸 フォーク スプーン | ★★ | インスタント麺の頻度が高くなる予定。割りばしがもったいない性格 |
コーヒーセット | ★★★ | 食事は簡単だがコーヒーは飲む。家で使っているミルをそのまま持って行く |
食料 | ★★★ | 外食中心のつもりだったが妻が色々買ってきた。総重量の2/3は食料 |
着替え | ★★★ | 北海道でも夏は暑くアラフィフのオヤジはすぐ臭くなる。洗濯前提 |
レインウェア | ★★★ | 雨だけでなく防寒にも使う詳しくはこちら |
パンク修理キット | ★ | パンクは避けて通れない。使用頻度★は希望的観測 |
ヘッドランプ | ★★ | 夜は日没とともに寝るのでトイレ用 |
グリス | ★ | 1週間くらいの自転車旅なら必要ない。せっかく買ったので持って行く |
地図 | ★ | スマホがあれば必要ない。バッテリー切れ対策と雰囲気 |
スマートフォン | ★★★ | 必須。家族への安否確認。インスタアップ、Twitterスペースに使う |
モバイルバッテリー | ★★★ | 基本野宿なので充電できない。イマドキ野宿のスタンダード |
自転車旅はこれが無いとはじまらない【自転車】ランドナー
前回はフラットバーロードとうジャンルの自転車で行きましたが、今回はランドナー。
「大地の人」
まさに北海道を旅するための自転車ですね。
素材はクロモリ。お股の部分の細いフレームとがシートまで水平なのがお気に入り。
アルミや高級なカーボンよりも重いですが”しなり”があり、やわらかいので疲れにくいです。
ダブルレバーの切り替えもクラシカルかつ壊れにくく、直感的に操作できます。
ほとんどのモデルでダボ穴が付いているのでキャリアも追加工なしで付けられます。
安全な旅の為にヘルメットを被ろう
安全のためにヘルメットを被りましょう。(2023年より努力義務)
自転車は車道を走るのが原則なので、安全のためにはヘルメットがあると便利です。
自転車旅はスピードはあまり関係ないので安全優先のモデルがおすすめ。
軽い方が首にかかる負担が少なく肩が凝りません。
荷物はどうする?【キャリア】【バッグ】
荷物は背負わずに自転車に積みます。
ときどき登山ザックを背負って旅をしている人がいますが、何日も走るには体への負担が大きいので避けましょう。
キャリア
キャリアもクロモリです。
やはり重いのですが折れる心配がほとんどありません。
コンビニから出て来て自転車が倒れていることはよくあります(普段より重いので倒れやすい)
そのときにアルミだと簡単に曲がったり折れたりします。
自転車旅では道具の丈夫さも道具選定で大きな要素です。
実際、このキャリアも前回の旅からずっと使っています。
パニアバック
自転車に荷物を積むためのバッグはパニアバックという自転車専用の物を使います。
背面にフックが付いていて、キャリアに固定します。
余程のことがないと外れることはありません。
素材は昔はキャンバス地が多かったですが、最近は防水機能を持たせたナイロン製が主流。
防水タイプとカバーをかけるタイプがありますが、僕はクラシカルなランドナーにあわせてカバーをかけるタイプを使っています。
前後に付ける人がいますが、冬を越す旅でないならリアだけ、またはフロントだけで十分です。
パニアバックをリアに付けるかフロントに付けるかで意見が分かれますが、熟練した人ほどフロントという人が多いような気がします。
僕は購入したバッグがリア専用なのでリアにつけます。
個人的にはフロントの方がクラシカルで格好いいと思います。
自転車旅は野宿が基本【テント】ネイチャーハイク 1人用
ホテルを渡り歩くリッチな旅もよいですが、どうせ北海道を旅するならテントで寝たいですね。
それに自転車旅は移動距離が限られているのでホテルどころかキャンプ場にたどり着けないことがあります。
道の駅はもちろん時には公園などで寝ることもあります(違法という自覚を持ちましょう。近隣住民の理解が前提です)
そんなとき必要になるのがテントです。
もちろん軽量コンパクト、コスパ重視です。
ウン万円もするテントで野宿するとヤカラに襲われます((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ネイチャーハイクのテントなら軽くてコンパクト。値段も1万円前半なので条件を満たしています。
スカートつきなので風が強くても巻き込みがなく多少寒くても使えます
寝袋【モンベル】ダウンハガー#3
寝袋はモンベルのスーパーストレッチダウンハガーを使っています。
これも前回の旅から。
てゆうかもう25年使ってる。
そろそろ買い替えようか悩んでいるけど、壊れていないし春~秋の北海道キャンプでは十分。
さすがはモンベル。
寝袋だけは寝られない【キャプテンスタッグ】EVAフォームマット
テントの中に寝袋を敷いただけでは冷たかったり硬かったりで寝られません。
敷布団を敷きましょう。
キャプテンスタッグのEVAフォームマットは価格的にも機能面でも十分です。
使うときもしまうときもパタパタたたむだけなので簡単です
でも僕は【銀マット】
上でカッコイイこと書きましたが、実際に使うのは安い銀マットです。
かれこれ20年使ったオールドマン。
圧倒的な安さと丈夫さが魅力です。
北海道でも夏の低地なら十分使えます。
正直👆に買い替えたい(´;ω;`)
せっかくだから自炊したい【食器】【バーナー】
前回は飯盒を持って行きましたが、今回は実験的に角形の食器(コッヘル)を持って行きます(北海道の自転車旅で実験するのもどうかと思う…)
角形はインスタント麺がそのまま入る。
それとバーナー。
前回はOD缶を持って行ってガスが手に入らず右往左往したので、今回はレギュラーガソリンが使える【msr】ウィスパーライトインターナショナルというモデル。
北海道でもさすがに国道を走ればガソリンスタンドくらいはある。
別売りのタンクを満タンにしても100円くらいなので財布にもやさしい。
プレヒートが面倒だけど慣れる。「時間がかかる」という意見もあるが時間を気にするならそもそも自転車旅はしないのだ。
燃料ボトルは大中小あるが、小で十分。
約300mlだが、3食作って3日は使える。
3日もあれば次のガソリンスタンドにたどり着ける。
余計な燃料を持って重たくなるよりずっといい。
箸は持って行こう 食器セット
自炊するといっても今回は米を持って行かない。
重いし、時間がかかるという前回の反省から、パスタ中心でいこうと思ってます。
前回はコンビニの箸を使っていましたが、最近はもらえないこともあるので購入しました。
パスタ中心ということでフォークもセットになってます。
フォークでパスタなんておしゃれ(⌒∇⌒)いつもは箸でスパゲッティ(;^_^A
食料
基本はパスタとインスタント麺。
コンビニは量の割に高いので吉野家などのご飯系ファストフードを利用する予定。
パスタのソースはコロナに感染したときの支援物資で残った丼のレトルトをかける。
パスタソースよりも栄養があるし、パスタを茹でる前に温めれば水と燃料の節約になる。
ほりにしも持って行くが肉を食べるかは未定。予算が少ないのだ(´;ω;`)
コーヒーセット
僕は1日3杯はコーヒーを飲まないと頭が痛くなるほどカフェイン中毒です。
手軽さを考えるとコンビニコーヒーで十分なんだけど、キャンプでゴリゴリミルを回してみたい。
というわけでコーヒーミルと折りたたみのドリッパーを持って行きます。
ミルは家で使っているもの、ドリッパーは登山にも持って行くものです。
ドリッパーはハリオの01用が使えます。
ケトルは普段も小さい物を使っているけれど、それだけの為には持って行きたくない。
パスタも茹でられる大口で深いやかんがあるのでそれを代用します。
やかんの注ぎ口に紹介する金具をつけると細く注げます。
じゃまになるものじゃないしこだわりたい人にはおすすめです
朝焼けや星空を見ながらコーヒーを淹れる…ね、行きたくなったでしょ?
着替え
着替えは重くはないがかさばる。
というわけで洗濯前提で3~4日分しか持って行かない。
北海道でも夏は暑いので半袖短パンが基本だが朝晩の冷えも考慮して長袖も一着持って行く。
ちなみにアウトドアでの洗濯はキャンプ場の水道でやります。
コンビニ袋を蛇口にかけて、洗濯物と水とボディソープを入れてグシュグシュやれば手を汚さずきれいになります。
洗剤はボディソープで十分。皮脂汚れは落ちます。柔軟剤はリンスを使いましょう。
レインウェア
レインウェアはモンベルのサンダーパスです。
普段は登山で使っています。
ゴアテックスではありませんが、防水透湿性がありウィンドブレーカーの役割もしてくれます。
コスパ重視の僕には十分すぎる機能。
ヘッドライト
登山、キャンプと兼用。
雰囲気には欠けますが、両手が自由になるのでランタンが必要なくなります。
明るさは手元が明るくなれば十分なので軽くて安い物をチョイスしました。
暗くなると寝るので使用頻度は低めです。
充電できる環境にないので乾電池使用が基本です。
メンテナンス用
パンク修理キット
自転車旅にパンクは付き物。前回の旅で痛感しました。
パンクしたらその場では直さず、チューブ交換だけして寝床に着いたらゆっくり修理します。
パンクの原因の多くはエアー不足です。
適正に空気を入れておけばそうそうパンクするものではありません。
携帯用でもしっかり入れられる空気入れがあるので購入しておきましょう。
油
短期の自転車旅では必要ありませんが、それでも適時チェーンに吹きかければ疲れ方が違います。
自転車用を使うことでゴムを傷めることがなく、サラッとしていてほこりが付きにくいです。
地図
今はスマホアプリがあるので必ずしも必要としないかもしれません。
しかし、数日の間充電できない可能性があるのでバックアップとして持って行きます。
ツーリングマップルならおすすめの観光スポットや景色のよい道なども紹介されているので見ているだけで楽しいです。
購入者には地図と連動するアプリの12か月無料パスワードが付いています。
毎年地域ごとに発売されるので、目的地にあわせて最新の情報を手に入れましょう。
ガジェット
スマホ
2年前のXperiaを使っている。
前回の旅では写真をあまり撮らなかったので、たくさん撮ろうと思います。
今回は自撮りを含め、ポートレートモードで背景をぼかした写真をたくさん撮ろうと思っています。
維持費が気になる人は楽天モバイルがおすすめ。
モバイルバッテリー
最近のスマホはバッテリー容量が大きいですが、それでも2~3日はきついのでモバイルバッテリーは必須になります。
モバイルバッテリーを使い切ってしまえば無用の長物ですが、非常時を考えると心強いです。
保険の意味でも大容量がおすすめ。
北海道自転車旅 道具一覧のまとめ
今回は14年ぶりに行く北海道自転車旅の道具を紹介しました。
前回と同じものもあるし、買い替えたものもあります。
買い替えたと言っても「使ってみたいから」買いました。
前回使った道具もキャンプで使っています。
それだけ丈夫さが大切ということ。
誰もいない山の中で道具が壊れて立ち往生は笑えません。
高級だから良いとは限りません。
安くても自分が気に入った道具を使うのがアウトドアの楽しみです。
あなたも気に入った道具を持って旅に出かけませんか?
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