今回は石狩から日本海側を北上して羽幌まで。
スタート直後に待ち構える50㎞におよぶ魔のトンネル連続地帯。
はたしておとうさんはこの恐怖の50㎞を無事に突破できるのか?
ご覧ください。
8月12日 曇り トンネル地帯突破
今日は朝から約50㎞におよぶトンネルが待ち構えている。
トンネルは暗くて狭いので、自転車で走っていると平衡感覚がなくなり転びそうになる。
くわえてこの辺りは信号がなくスピードを出す車が多いので余計にこわい。
とくにトラックが通り過ぎるときは風圧で巻き込まれそうになるので怖さが一段と高まる。
だから今日はなるべく早く出発して少しでも車の少ないうちに出発することにした。
きのう遅くに到着したライダーさんと少しお話しして4時に出発。
ライダーさんは今日中に宗谷岬に行くそうだ。
バイクと自転車のスピードの違いを改めて感じる。
おとうさんはあと何日で宗谷岬に行けるやら。
まぁのんびり行こう。
キャンプ場の目の前にセイコーマートがあったのでカロリーメイトとバナナで朝食。
腹ごしらえをして気合を入れてペダルを踏んだ。
トンネルとトンネルの間はゆるい登りの直線。間に見える日本海を見ながら緊張をほぐして次々にトンネルをクリアーする。
スイマセン…次々というほどスムーズではありません…
トンネル自体は新しいトンネルで狭くはないけれど、その分長い…進んでも進んでも出口が見えてこないトンネルばかり。
車が通るたびにものすごい音。トラックやバイクが通ると余計に爆音で、音のせいでも平衡感覚が無くなってしまいます。
それに若干路面が濡れているので滑って転ばないようにも気をつけます。
もっと大きなライトを着けておくべきだった…
3時間くらいかけてようやくクリアしてホッと一息。
車の量が少ないうちに出発したのがよかった(元々通行量が少なかったのかもしれないけど)
留萌に到着 ガス缶求めて右往左往
トンネルを抜けてのんびり走る。
ホッとしたのと解放感で気持ちがいい。
でもそろそろコンロのガスが無くなるので買っておかないといけないので、ホームセンターを探します。
留萌を過ぎるとこの先大きな街が無さそうなのでここで買っておかないとご飯が食べられなくなります。
この辺りに来るとドラクエのようで、町と街が連続していなくて間は何もなくなってしまいます。
ホントに街につくと「ザ・ザ・ザ」と音が聞こえてくるみたいです。
何となく市街地を目指しますが、ホーマックは郊外にあることが多いのであまり街に入ってもないんだよなぁと思っていたので、信号待ちのときに郵便配達の人に聞いてみました。
「この辺にホームセンターありませんか?」
「10㎞くらい行ったらあるよ~」
10㎞なら30分くらいで着きます。
お礼を言ったら郵便局員はびっくりした顔をしていました。
コンロはコールマンの物を使っています。
ガス缶は500mlと250mlがあるのですが、250mlを買います。
500mlの方が安いんだけど、バッグに入れるときに2つに分かれた方が1つは飯盒に入るので250mlを買います。
まぁ最終的に1つは使わないで帰ったんだけど。
ホーマックのとなりにマックスバリュがあったので食材を買いました。
食材と言ってもレトルト食品ですが。
そろそろカップ麺と缶詰にも飽きて来たので中華丼やカレーを買います(意外におぼえてるな…)
道の駅「おびらにしん番屋」に到着。
日本海側にある景色のいい道の駅です。
ここで今朝のキャンプ場のライダーさんと再会。
”さっき”キャンプ場を出発したそうだ。
二人で写真を撮って今度こそ 「よい旅を」
ちなみに名前とかは聞きません。
どこの誰かはわからないけど、同じ旅人同士、旅の成功と安全をお互いに願っての一期一会です。
その後羽幌(はぼろ)まで平らな道を走ります。
いつもなら退屈に感じますが、前半キツかったのでのんびり走ります。
そろそろ寝床を探さないと。
道の駅「ほっと♡はぼろ」に到着。
ソフトクリームが売っていて食べたかったけど我慢。
犬の散歩をしていたおばさんにキャンプ場がないか聞いてみると「羽幌サンセットビーチ」があると教えてくれた。
「坂あるよ」と心配してくれたので不安だったけど、苦労するような坂はどこにも無かった。
もう普通の人と感覚が違ってしまっているのか。
キャンプ場に着くと砂浜だった。
「砂付くのイヤだな」と思ってトイレの前のコンクリートに許可をもらってテントを張った。
500円。
まわりはビーチバレーをする男女。
みんな北海道の短い夏をいっぱいに楽しんでいる。
夕食を食べて家族に電話をしようと思ったら圏外。
どうしても声が聴きたかったので管理室で電話を借りた。
旅は楽しいけど、同時に家族も恋しくなる。
僕は旅には向いていないのかもしれない。
- 走行距離:112㎞
- 走行時間:6時間45分
- 総走行距離:368㎞
- 平均速度:16.5㎞
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