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若かりしころの思い出。おとうさん北海道縦断物語~9日目・音威子府→旭川

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おとうさん北海道縦断物語の8日目のお話です。今回は旭川まで。

今日はどこまで行こうか決まらず、迷いながら進んでしまいます。

そんな時は決まってハンガーノックに。

最近はトラブルは少ないけれど、ここに来てペース配分がうまくいかないです。

疲れが溜まると集中力を無くすので、ケガだけしないように今日も安全運転で行きます。

ご覧ください。

目次

8月17日 天塩川リバーサイドキャンプ場

あいかわらず早くに起きる。今日は4時半に起きた。

寒いのもあるけれど、朝の凛とした空気のなか、お湯を沸かすバーナーの燃焼音を聴きながら吸う煙草はこの上なく旨い。

東神楽の無料キャンプ場は林のなかなので日差しが届かないので余計に寒い。

そそくさと片づけて6時出発。

冷たい風をレインジャケットで防ぎながら腕をグルグル回して体を温める。

30分くらい漕いでいると背中が痛くなってきた。

自転車に乗っている間は前かがみだし、テントに居る時のイスには背もたれがないのでここでも猫背になりがちなので、そろそろ背中にも疲労が溜まってきたかな?

なんにしてもあと数日で旅も終わる。

ごまかしながら進むとしよう。

今日は目的地が決まっていない

いつもテントの中で次の日の目的地をなんとなく決めてから寝る。

なんとなくなのは、ちゃんと決めてもその時の気分やパンクなどのトラブルで予定が大きく変わるから。

これは旅の初日でわかったことだ。

それにしてもどうにも今日の行程が定まらない。

最近は100㎞くらいの移動がちょうどいいのでそれを考えると士別(しべつ)はすぐそこだし、名寄(なよろ)も全然近い。旭川だと少し走りすぎの様な気がする。

ちなみに名寄から旭川の間はものの見事に何もない。

つまり名寄をすぎたら何が何でも旭川までいかないといけなくなる。

まぁいいやとりあえず進もう。

士別と名寄ではその日、どちらの町でもお祭りがあるようだ。

所々通行止めになっていて迂回する。

迂回するんだけど、通行止めの柵を乗り越えるおばちゃんがいる。イナカノユルサ。

どちらの町にもキャンプ場の看板がいくつも見える。誘惑されるけど進む。

旭川到着

そんなこんなで旭川市街の看板が出て来た。(北海道では青看『あおかん』という(/ω\)イヤン

よしゃ!旭川まで行ったろ。

旭川にはかみさんとの北海道旅行や、高校の時の部活で何度も来ている思い出の街。

自然と便利さが近くて好きな街だ。

大きな橋に差し掛かる。

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でも歩道が工事中で、信号機があり進行方向により順番に通れるようになっていた。

でもこちらの順番になっても反対側からジャンジャン人が来ていなくなったら信号が変わってしまう。

正直者の僕はしばらく待っていたけれど仕方なく信号が変わったときに進むことにした。

でも相変わらず人が歩いて来くるので、仕方なく自転車を押して歩いた。重い荷物を積んだ自転車を狭い道で押して歩くのはなかなか大変なのだ。

さらに進むと不思議な交差点に差し掛かった。

まんなかに大きな丸い分離帯があって、それを中心に左回りに車が進んでいる。

あとから聞いたら渋滞を緩和するための交差点で、信号を使わなくてもスムーズに右左折ができる仕組みになっているそうだ。

でもこれ自転車でもビックリしたんだから、知らない人が車で侵入したら相当怖いんじゃないかな?

道の駅をあきらめてさらに走る

旭川市街を抜けるには駅の前を通る必要があった。

旭川は大きな街なので人も車も多い。

久しぶりに見る都会の街並みをゆっくり楽しみながら進む。

でもそろそろ疲れて来た。

寝床を探さなくては。

そうだ!道の駅があるから、そこにしよう!

幸いにも道の駅は国道沿いにあったのですぐに見つかった。

でも市街地の国道沿いの道の駅は薄汚い格好の旅人が野宿を出来るような雰囲気じゃなかった。

「まいったな…どこで寝ようかな…」

あと20㎞くらい進めば昔かみさんと来たことがある無料のキャンプ場があるはずだけど…今からさらに20㎞はキツイな…

まあしゃぁない。行くしかないのだ。

ひがしかぐら森林公園キャンプ場

ここはかみさんとはじめてキャンプ旅行をした思い出のキャンプ場です。

あのときは大雨で、たまたま車にあったブルーシートで簡易タープを立ててやり過ごしたっけ。

かみさんに「すごーい」って、今ではすっかり褒めてくれなくなった可愛いいかみさんの羨望の眼差しを一身に受けたっけ(今も可愛いとフォローしておく)

息も絶え絶え、今日も今日とてハンガーノックなって到着。

最後の最後でありえない坂が待っていて、仕方なく押して登った。

今日ばかりは疲労困憊だ。芝生の上に座り込みしばらく動けない。

マヨネーズとにんにくを交互に直飲みしてどうにか栄養を補給用と試みた。

近くでライダーさんのグループが騒いでいたけど、そんなことを気にする余裕もなくあっという間に寝てしまう。

  • 走行距離:150㎞
  • 走行時間:7時間30分
  • 総走行距離:960㎞
  • 平均速度:20㎞

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この記事を書いた人

おとうさん
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はじめまして、おとうさんです。
普段はアウトドアライターと、当ブログの管理をしております。
名前の通り、お父さんでもり、妻と子を支えております。

このサイトでは「アウトドアって楽しい」を肩ひじ張らず、のんびりと語っていきたいと思います。
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